不動産売却|売却担当者が裏切るかもしれないタイミング

こんにちは。「売却の道しるべ」を運営しております、福岡の不動産売却エージェント・津田孝幸(つだたかゆき)です。今回は、中古戸建を売却中の売主様から寄せられた「大幅な値引き交渉」に関するご相談に回答します。不動産売却において、価格交渉は誰もが一度は直面する難しい問題です。実例をもとに、売主様が損をせず納得して判断するための考え方を解説します。

【ご相談内容】大幅な値引き交渉、どこまで歩み寄るべき?

ご相談文 築15年の戸建を売り出し中ですが、ようやく来た購入希望者から「500万円安くしてくれるなら今すぐ契約する」と買付証明書が届きました。 売り急いではいませんが、これを断ると次がいつになるか分からず不安です。足元を見られているようで納得がいかないのですが、どこまで歩み寄るのが正解でしょうか?満額に近づける交渉術があれば教えてほしいです。

1. まずは、許容ラインで回答を

今回のように、販売価格から500万円もの大幅な値引き要請があった場合、初めからその提示をそのままのむ必要はありません。不動産取引において、買付提示は「買主側からの最初のボール」です。まずはこのボールをしっかりと受け止め、「ご自身の値引き許容ライン」(たとえば、200万円の値引きなど)でボールを投げ返してあげることが基本のアプローチになります。もし仮に、売却を依頼している担当者と事前に打合せを行っていて、「値引きの許容ラインは200万円まで」と考えていたのであれば、まずは、その200万円値引きの条件で回答をしてもらうのがいいのではないでしょうか。

2. 冷静に毅然とした対応を

ご相談者様は「売り急いではいない」とおっしゃりつつも、「断ったら次がないのでは」という不安から今回のようなお悩みが生じているのではないでしょうか。しかし、文面にもあるとおり、「足元を見られているようで納得がいかない」という感情が残っている状態で大幅な値引きを受け入れてしまうと、必ず後悔します。もし私が売主様の立場であれば、納得のいかない500万円もの値引きをそのまま受けて契約することは決してしません。「売り急いでいない」という原点に立ち返り、冷静に、毅然とした態度で交渉に臨むことが大切です。

3. 担当者の姿勢を可能な限り見極める

価格交渉の場面では、不動産会社(担当者)が誰の立場に立って動いているかを見極めることも重要です。この業界の構造上、営業担当者が「今月のノルマを達成したい」「手っ取り早く契約をまとめたい」という思惑を持っている場合、買主側の500万円引きという無茶な要求をそのまま売主様に押し付け、説得しようとしてくるケースがあります。買主側の心理や事情を深く探る努力もせず、ただ取引を成立させることだけを目的にしていないか注意が必要です。信頼できる担当者であれば、買主側の本気度や本音、本当の予算上限(本当に500万円引かなければ買わないのか、など)をしっかりヒアリング・交渉したうえで、売主様の利益を最大化するアドバイスをしてくれるはずです。

まとめ

大幅な値引き交渉が届いた時のポイントは以下の通りです。

  • 無理に相手の要求をのまず、まずはご自身の許容ラインで回答しましょう
  • 「納得のいかない売却」は後悔のもとなので避けましょう
  • 担当者が売主様の味方として交渉してくれているか見極めましょう

3つめの見極めはかなり難しいと思います。どんな担当者であっても、100%信頼しきってしまうのは危険です。その点はちゅいが必要です。福岡エリアで不動産の売却や価格交渉でお悩みの方は、ぜひ一度、私 津田までご相談ください。売主様の立場に寄り添った最適な売却戦略をご提案いたします。

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